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  • 1982年5月11日 大杉勝男(ヤクルト)が通算450本塁打を達成。 (vs.大洋)
  • 2006年5月11日 石井琢朗(横浜)が通算2000安打を達成。 (vs.楽天)
  • 1979年5月11日 江夏豊(広島)が通算2500奪三振を達成。 (vs.巨人)

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タグ:セイバーメトリクス のコラム一覧

BABIPが意味するところと、その解釈の難しさ

 「本塁打を除いた打球がヒットになる確率」。言葉にするとシンプルであるように感じられますが、実のところとても解釈の難しい指標が今回のテーマである「BABIP」です。2015年から札幌ドームの新大型ビジョンの打者成績欄にも採用されるなど、数あるセイバーメトリクスのスタッツの中でも認知が広がり始めている指標のひとつです。 続きを読む

今年急激に本塁打が出やすくなったのは、やっぱりあのドーム!

返ってきた「ナゴヤで強い中日」  今季のセ・リーグは連戦・連勝が多く、現在混戦模様です。このところ低迷していたDeNAが首位を走り、逆に下馬評の高かった広島が出遅れていて、開幕前にこの状況を想定できなかった方も多いのではないでしょうか。 ところで、今年の多くのチームにはとある特徴があることをご存知でしょうか。 続きを読む

続・統計学で犠牲フライを分析 vol.2

 前回、前々回のコラムを通して、犠牲フライにおける3塁走者の生還・非生還を、定位置からの「移動距離」、「移動角度」、さらに「3塁走者の走力」、「捕球者の肩力」を用いて、生還率として確率的に予測することができました。 今回は、具体的なケースごとに生還率がどのように変化していくのかを見ていきましょう。また、具体的な活用例を考えていきましょう。 続きを読む

図1:4つのケースにおける生還率

テンポが悪い投手は援護に恵まれないのか

「テンポの悪い投球をすると、味方の攻撃にも悪い影響が出る」――テレビの野球中継などで、このような解説を聞いたことはないでしょうか。 以前、投手の投球間隔に関するコラムをアップしました。投手の投球間隔には個人差があって、短い投手は試合のスピードアップに貢献し、長い投手はそれを妨げている可能性がある、といった内容です。(実際に読みたい方は下記のリンクをクリックしてください)誰が試合… 続きを読む