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  • 2000年4月25日 ギャラード(中日)がNPB初セーブを記録。(vs.ヤクルト)
  • 2009年4月25日 和田一浩(中日)が通算200本塁打を達成。 (vs.巨人)

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タグ:セイバーメトリクス のコラム一覧

続・統計学で犠牲フライを分析 vol.1

 前回犠牲フライを統計学で分析したところ、「定位置の横から後ろ(横から前)に移動して捕球した時、3塁走者は生還できる(できない)」と分かりました。 その際、「3塁走者の走力」や「捕球者の肩力」を全く考慮していませんでした。そこで、今回は「3塁走者の走力」や「捕球者の肩力」を考えることで、3塁走者の生還・非生還を明確な確率として算出していこうと思います。 続きを読む

図1:前回コラムと今回コラムの概要

一塁線に強い一塁手、一二塁間に強い一塁手とは? ~「球辞苑」での一塁手特集~

「球辞苑」での一塁手特集  4/26にBS1放送された「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち▽一塁手【スポーツ・ラボ】」に、データ紹介役で出演させていただいた金沢です。 放送内で少し紹介された「一塁線に強い一塁手ランキング」「一二塁間に強い一塁手ランキング」は、守備指標UZRで使用する過去5年分のゾーンデータを基にして、今回の放送用にオリジナルで製作しましたものになります。 … 続きを読む

統計学で犠牲フライを分析

 最近、セイバーメトリクスという言葉を耳にする機会が増えたと思います。スポーツ番組や雑誌等で見かけることも増えました。その流れはプロ野球界にも来ており、データ分析専門のスタッフがいるチームもあります。そこで今回は野球データを統計学的に分析してみたいと思います。犠牲フライ時の3塁走者の生還・非生還に着目して、犠牲フライを統計学的に分析していきます。 続きを読む

   表1:2012,13年の犠牲フライ可能場面

ストレートは変化球だった!?【後編】 ~田中将大の「変化量」に起きた異変とは!?~

PITCHf/xで投球の「変化量」を測る  【前編】では2014年にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した田中将大投手の例を基に、PITCHf/xシステムで取得できるデータ、特に変化量について説明しました。【後編】では具体的なデータの活用方法を考えてみたいと思います。※ここで使用しているデータはSPORTVISION社より研究用として提供されたデータとなります。 続きを読む

ストレートは変化球だった!?【前編】 ~「変化量」をPITCHf/xで検証~

投球の「変化量」を測るPITCHf/xシステムとは?  まずはこちらの動画をご覧ください PITCHf/xシステムの紹介動画(SPORTVISION社のHPへリンク) PITCHf/xシステムとは、米国SPORTVISION社の開発した投球(&打球)のトラッキングシステムです。このシステムでは、球場に設置したカメラの映像を基にして投球の変化量や打球角度などの情報を自動的に取得します。 MLBでは「PITCHf/x」システムが全30スタジ… 続きを読む