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  • 2005年4月27日 館山昌平(ヤクルト)がプロ初勝利を記録。 (vs.巨人)
  • 1997年4月27日 松井秀喜(巨人)が通算100本塁打を達成。 (vs.広島)
  • 2003年4月27日 ロッテが球団6000本塁打を達成。 (vs.西武)
  • 1988年4月27日 真弓明信(阪神)が通算1500安打を達成。 (vs.大洋)

コラム COLUMN RSS

短期決戦で解除される“先発投手”のリミッター

ラミレス監督が見せた継投策  史上2度目の「レギュラーシーズン3位からの下克上」に挑むDeNAと、2年ぶりの日本一を狙うソフトバンクが対戦する日本シリーズが開幕する。DeNAがセ・リーグ覇者の広島を退けたクライマックスシリーズ(以下、CS)では、投手陣が相手強力打線を全試合で3点以内に封じ、第4戦では今永、第5戦では濵口と、今季の先発ローテーションを担ってきた投手を中継ぎ起用するといった継投… 続きを読む

菊池雄星の躍進を支えた“バックフット・スライダー”

歴代屈指のドクターKへと成長  16勝6敗、防御率1.97。チームの大黒柱だった岸孝之が楽天に移籍し、今季は新エースとして一本立ちを求められた西武・菊池雄星は、最多勝と最優秀防御率の2冠に輝く圧倒的な成績でその期待に応えてみせた。2009年のドラフトで6球団が競合した大器が、プロ8年目にしてようやく真の覚醒を果たしたといえるだろう。 続きを読む

WHIPはそれほど気にしなくてもいい

分かりやすく、計算も簡単  野球界にセイバーメトリクスの概念が少しずつ広まり、メディアなどでさまざまな指標を目にする機会が増えている。中にはWARのように計算が複雑で解釈の難しい指標もあるが、OPSやWHIPなどは計算式も簡単で理解しやすく、この10年ほどで随分と一般化が進んだようにも感じられる。特にこのふたつの指標はMLBの公式記録にも採用されていて、セイバーメトリクスの代表的な指標として… 続きを読む

外国人打者に与えられる活躍までの“猶予”

簡単なようで、簡単ではない  プロ野球のシーズンを戦う上で、外国人選手の存在は重要な要素のひとつだ。選手一人の力でチームの順位が大きく変わることはないものの、短期間で打線の長打力を向上させたいときなどは、ドラフトで獲得した若手を育成するよりも、パワーのありそうな外国人選手を獲得する方が手っ取り早く済むことが多い。 だが、当然ながら獲得した外国人打者が期待通りに活躍するとは限ら… 続きを読む

「8番・投手」の采配は非合理的とはいえない

 9月16日のプロ野球は注目試合が盛りだくさんだ。「約半世紀ぶりにセ・パ同時にリーグ優勝チームが決まるか!?」という大きなトピックがある一方、セ・リーグでは3位・巨人と1ゲーム差で追う4位・DeNAの試合も行われる。16日、17日に行われる今季最後の直接対決は特に4位・DeNAにとって後がない戦いであり、CS進出に向けてラミレス監督がどのような采配を振うか注目される。 そのラミレス監督で今年話題と… 続きを読む