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  • 1999年4月20日 五十嵐亮太(ヤクルト)がプロ初登板を記録。(vs.中日)
  • 1999年4月20日 イチロー(オリックス)が通算1000安打を達成。 (vs.日本ハム)
  • 1980年4月20日 ソレイタ(日本ハム)が1試合最多本塁打(=4)を達成。 (vs.南海)
  • 1980年4月20日 ソレイタ(日本ハム)が1試合最多打点(=10)を達成。 (vs.南海)

コラム COLUMN RSS

「頭を使わなくてもできる野球」の時代に頭を使うのは誰か?

 もう2ヶ月ほど前の話になるが、イチローの引退会見で特に印象深かったのは「頭を使わなくてもできてしまう野球になりつつある」という言葉と、その現状への「どうも気持ち悪い」という心境の吐露だった。 イチローが渡米した2001年と比べると、スタットキャストなどの導入で扱えるデータが爆発的に増え、MLBの野球はデータを活用したものに変わってきた。球場に設置されたカメラとレーダーで収集されたデ… 続きを読む

守備シフトは日本球界に根付くか

日米で増加中の守備シフト  今年のNPBは日本ハムやDeNAを中心に、従来あまり見られなかった戦術が用いられている。リリーフを先発で起用するオープナー、そして守備シフトがそれに該当する。アルモンテ(中日)らに対してオープン戦からシフトを敷くシーンが散見されていて、シーズンに入っても日本ハムが開幕戦から吉田正尚(オリックス)に守備シフトを敷いた。 続きを読む

登録枠拡大はリリーフ酷使時代の歯止めとなるか

 NPBでは今季から、一軍の出場選手として登録できる最大人数が28人から29人に拡大された。若手選手の出場機会創出などを目的としたルール変更だが、当然ながらシーズンの戦い方にも影響が出る。もっとも、直接的なデメリットは特に思い当たらず、現場にとっては選択肢が増えるメリットしかない。開幕しておよそ1か月、各チームはこのルールをどのように活用しているのだろうか。 今回のルール変更に際し、… 続きを読む

新戦術「オープナー」を採用する合理的理由

立ち上がりは難しい  栗山英樹監督がかねてより公言していた通り、日本ハムは今季から「オープナー」と呼ばれる投手運用を取り入れている。オープナーとは、リリーフを本職とする投手に先発をさせ、1~2イニング程度で降板させて2番手に従来の先発投手をマウンドに送る戦術を指す。2018年にMLBのタンパベイ・レイズが多用したことで話題となり、成果を挙げたことも手伝ってMLBのいくつかの球団に波及し、海… 続きを読む

160キロに驚かなくなる日は近い

開幕前にして大台目前  3月29日、2019年のプロ野球がいよいよ開幕を迎える。オープン戦を振り返ると、ドラフト入団の高卒新人ではリーグ初の2本塁打を記録した小園海斗(広島)や、12球団最多の22安打をマークして球団の新人記録を塗り替えた木浪聖也(阪神)といったルーキー勢に加え、打率.388でオープン戦首位打者に輝いた楠本泰史(DeNA)、4本塁打を放ちメキシコとの侍ジャパンシリーズにも出場した村… 続きを読む