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  • 2008年3月29日 林昌勇(ヤクルト)がNPB初セーブを記録。(vs.巨人)
  • 2003年3月29日 永川勝浩(広島)がプロ初セーブを記録。(vs.ヤクルト)

コラム COLUMN RSS

ボールの回転や変化に目を奪われすぎていないか

 トラックマンをはじめとする計測ツールの普及により、ボールのノビやキレといった“球質”に高い注目が集まっている。一方で、その球をどこに投げるかという“コントロール”の要素が置き去りにされている場面も少なくないように感じる。 もちろん、球質はプレーの結果を決定づける上で非常に重要だし、これまで人間の目では解明することが難しかった部分でもあるだけに、テクノロジーの進化とともにその存在… 続きを読む

丸佳浩 同一リーグFA移籍のインパクト

首位・巨人の貢献者  8月に入り、ペナントレースは勝負の夏場を迎えた。セ・リーグの首位を走るのは巨人。各チームが派手な連勝、連敗を繰り返す中で安定した戦いぶりを続け、7月の中盤には6割を超える勝率を記録してペナント争いをリードしている。DeNAや広島が猛烈な追い上げを見せるなど予断を許さないが、5年ぶりのリーグ制覇に向けて着実に歩を進めている状況だ。 続きを読む

「163キロ」に垣間見える最高球速の盲点

 7月も半ばを過ぎ、今年も全国高校野球選手権の地方大会が盛り上がりを見せている。各地で球児たちが聖地への切符を懸けて熱戦を繰り広げているが、中でも最大の注目株は佐々木朗希(大船渡)だろう。花巻東時代の大谷翔平(現エンゼルス)を上回る163キロを記録してからというもの、高校野球のニュースはほぼ佐々木一色といっても過言ではないヒートアップぶりだ。佐々木の他には、奥川恭伸(星稜)、西純… 続きを読む

打者の一軍定着までの成績推移パターンを求める

 交流戦も佳境に入り、今シーズンも折り返しを迎えようとしている。長くレギュラーとして活躍を見せているスター選手が存在する一方、村上宗隆(ヤクルト)など、今年に入って頭角を現し一軍に定着した新顔も多く登場した。長い時間をかけて一軍・二軍を行き来した後に一軍に定着した選手、プロ入り後早々に一軍に帯同して定位置を掴んだ選手など、檜舞台に上がるまでに歩む道のりは様々だ。 打者が一軍に… 続きを読む

「ホームランラグーン」はロッテの野球を変えるのか?

ロッテ打線が本塁打を量産  1試合あたり2.08本の本塁打が飛び出している今季のNPB。これは過去10年で最多だった昨季の1681本を上回るペースだ。そんな中で、今季本塁打数を大きく増やしているのがロッテである。ロッテは昨季まで4年連続でリーグ最少の本塁打数に終わるなど、慢性的な長打力不足に悩まされていた。特に深刻だったのが日本人スラッガーの不在で、これは昨季井上晴哉がチーム最多の24本塁打を… 続きを読む