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コラム COLUMN

週間MVP【9月1日~9月7日】

Baseball LAB編集部

逆転グランドスラムの長野が1位!

2週連続で巨人勢の活躍が目立った、先週のセ・リーグ打者部門1位となったのは長野久義。9月3日の広島戦(前橋)で、5回の逆転直後に相手エース・前田から追加点となる2ランを放つ。6日のヤクルト戦(神宮)では、1点差に迫った7回に逆転満塁弾。なおこの日行われた6試合で出た本塁打は、この長野の一発だけだった。先週は計8打点を挙げるなど、勝負強さが光った。2位となったのは同じく巨人の井端弘和。3日の広島戦(前橋)で1点を追う5回に代打で逆転適時打を放つと、6日のヤクルト戦(神宮)でも、代打でタイムリー。先週は少ない出場機会ながら5打数4安打3打点と、持ち前のしぶとさが光った。3位となったのは小笠原道大。2日のヤクルト戦(神宮)で同点の9回に勝ち越し打を放ってチームの連敗を6で止めるなど、先週は3打数3安打の活躍を見せた。

全6試合でヒットを放った柳田がトップ!

先週のパ・リーグ打者部門1位となったのは柳田悠岐。9月2日のオリックスとの首位攻防戦(ヤフオクドーム)で、3回に勝ち越しタイムリー。5日の西武戦(ヤフオクドーム)では、3回に先制の2点適時三塁打を放ち勝利に貢献した。8月は打率3割を下回ったが、先週は6試合すべてでヒットを放つなど、打率.381と復調の気配を見せている。2位となったのは駿太。2日のオリックス戦(ヤフオクドーム)では、9回の先頭打者として打席に立ちヒット。同点のホームを踏み、チームの負けを消した。6日の日本ハム戦(京セラドーム)では、0-0の8回2死満塁の場面に代打で登場すると、走者一掃の適時三塁打を放ち勝利を呼び込んだ。3位となったのは枡田慎太郎。7日のロッテ戦(QVCマリン)では自身初の1試合2本塁打をマークし、チームの全得点をたたき出した。

新人ではセ・リーグ初の快挙!リーグトップは大瀬良

先発陣の活躍が目立った先週のセ・リーグ投手部門1位となったのは大瀬良大地。9月6日のDeNA戦(横浜)に先発登板。初回に援護をもらうと、9回5安打10奪三振の快投を披露。最後まで虎の子の1点を守り抜き、自身初の完封勝利で今季8勝目を挙げた。新人の「スミ1」完封は、ドラフト制後ではセ・リーグ初の快挙。新人王に向けて大きなアピールとなった。2位となったのは山口俊。3日の阪神戦(甲子園)に先発すると、先制点を許したものの、5回以降はパーフェクトに抑え、9回を5安打1失点、11奪三振。自己最多の141球を投げる力投で、自身初の完投勝利を挙げた。3位となったのは雄太。7日の阪神戦(ナゴヤドーム)に登板すると、7回を3安打無失点の好投。18の内野ゴロを打たせるなど持ち味を発揮し、1点のリードを守って今季6勝目を挙げた。

息詰まる投手戦を演じた2人が上位に!

先週のパ・リーグ投手部門1位となったのは浦野博司。9月6日のオリックス戦(京セラドーム)に先発すると、打線の援護がない中、7回を無失点に抑える好投を披露。勝利こそつかなかったが、後半戦負けなしのルーキーが存在感を放ち、新人王を争う中アピールを続けている。2位となったのはディクソン。6日の日本ハム戦(京セラドーム)で先述の浦野と投げ合い、こちらも7回を無失点。得意のナックルカーブを織り交ぜた投球で、6回1死から5者連続三振を奪って見せた。3位となったのは辛島航。7日のロッテ戦(QVCマリン)に先発すると、9回を2安打無失点に抑える快投。プロ6年目で自身初の完封勝利を挙げた。これで今季はQVCマリンでは3戦3勝とキラーぶりを発揮。自己最多に並ぶ8勝目を手にした。


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