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コラム COLUMN

週間MVP【7月7~13日】

Baseball LAB編集部

代打の2人が上位に!巨人を沈めた関本がセ・リーグトップ

先週の1位となったのは関本賢太郎(阪神)。先週はわずか4打席に立ったのみだったが、大きなインパクトを残したのは7月13日の巨人戦(東京ドーム)。2点ビハインドの7回表、2死満塁の場面に代打で登場すると、試合をひっくり返す逆転弾の大仕事をやってのけた。この試合では9回にも適時打を放ち、自身6年ぶりとなる5打点の大暴れ。途中出場ながら驚異の集中力を見せて、伝統の一戦でのカード勝ち越しに貢献した。2位は小笠原道大(中日)。10日のヤクルト戦(神宮)で、1点を追う7回1死満塁の場面で登場すると、逆転の2点適時打を放った。12日の広島戦(ナゴヤドーム)でもヒットを放ち、球団記録に並ぶ代打6打数連続安打。翌日は敬遠されたものの、代打での連続打席出塁はセ・リーグ3位タイの「9」に。どこまで記録を伸ばすか今後も注目だ。

調子上向きの井口がパ・リーグトップに!

ロッテのベテラン・若手コンビが1位2位となった先週のパ・リーグ打者部門。1位となったのは井口資仁(ロッテ)。7月10日の西武戦(西武ドーム)では、1点を追う終盤の7回、1死三塁から逆転の2点適時打を放った。チームはこのリードを守りきり、ようやく連敗を6で止めた。12日の楽天戦(コボスタ宮城)では、5回に決勝打となる勝ち越し2ラン。先週は22打数10安打、打率.455の活躍でチームの勝利に貢献した。2位は加藤翔平(ロッテ)。11日の楽天戦(コボスタ宮城)では、チームが敗れたものの自身初となる先頭打者アーチを含む4安打の活躍。期間中には3試合連続猛打賞を記録するなど、両リーグ最多の15安打を放ち、新たなリードオフマンとして機能した。

セ界のエースが貫録のリーグトップ!

先週の1位となったのは前田健太(広島)。7月12日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、8回1失点の好投。リーグトップに並ぶ今季9勝目を手にした。リーグ戦再開後は3戦3勝、防御率0.82と全く危なげない投球を見せており、首位・巨人を追走するチームの大黒柱となっている。2位は杉内俊哉(巨人)。12日の阪神戦(東京ドーム)で先発すると、猛虎打線を2安打に抑えて今季初完封。6回にはプロ野球史上最速の1930回2/3で、通算2000奪三振を達成した。勝利に花を添える快投で、チームも前半戦首位ターンが決定。続く3位は福原忍(阪神)。9日の広島戦(甲子園)では1点差に迫られた8回、なおも2死一二塁というピンチの場面で登板。代打・梵を右飛に抑えて流れを断った。

見事な奪三振ショー!大谷が堂々のパ・リーグトップ

先週の1位となったのは大谷翔平(日本ハム)。7月9日の楽天戦(コボスタ宮城)に先発すると、今季2度目の完投勝利をマークした。球団記録に並ぶ16三振を奪い、最少リードを最後まで守りきった。自身6連勝で8勝目を手にするなど、もはやエースの風格すら漂わせている。2位は岡本洋介(西武)。今季4度目の先発となった11日のオリックス戦(西武ドーム)。初回に満塁のピンチを背負うもこの場面をしのぐと、7回を3安打無失点に抑えた。チームは9回に追いつかれて白星こそつかなかったが、次につながる内容だった。続く3位となったのは、5試合に登板し、5ホールドを挙げた増田達至(西武)。先週だけで3度のサヨナラ勝ちを収めたチームにとって、このセットアッパーの存在は不可欠だった。


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