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  • 1992年4月26日 落合博満(中日)が通算1000得点を達成。 (vs.阪神)
  • 1983年4月26日 西村徳文(ロッテ)がプロ初盗塁を記録。(vs.南海)
  • 2009年4月26日 梶谷隆幸(横浜)がプロ初安打を記録。 (vs.ヤクルト)
コラム COLUMN

週間MVP【8月25日~8月31日】

Baseball LAB編集部

巨人の主砲が魅せた!

先週のセ・リーグ打者部門1位となったのは阿部慎之助(巨人)。8月26日の阪神戦(東京ドーム)で3点を追う6回に2ランを放つと、9回には相手守護神・呉昇桓から二塁打。逆転サヨナラの口火となる一打で、チームに勝利を呼び込んだ。31日のDeNA戦(横浜)では一時勝ち越しとなる適時打。先週は両リーグ最多タイの3本塁打をマークと、勝負の9月に主砲が調子を上げてきた。2位となったのはロペス(巨人)。26日の阪神戦(東京ドーム)でサヨナラ打を放つと、31日のDeNA戦(横浜)では2点を追う5回に同点2ラン。先週は打率.471と猛打を発揮した。3位となったのはゴメス(阪神)。27日の巨人戦(東京ドーム)で、同点の延長10回に守護神・マシソンから値千金の勝ち越し2ランを放った。先週は6打点の活躍で、エルドレッド(広島)に並ぶリーグ最多の91打点とした。

楽天勢が躍動!

楽天勢が1位2位となった先週のパ・リーグ打者部門。1位に輝いたのは松井稼頭央(楽天)。8月30日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)で、7回に同点適時打を放つと、このイニング2度目の打席でもタイムリー。翌31日の同カードでは先頭打者アーチに加え、延長12回にサヨナラ打を放ち、チームを勝利に導いた。先週は打率.435の活躍で、今季の打率も3割に乗せた。2位となったのは銀次(楽天)。28日の西武戦(コボスタ宮城)で先制の2点適時二塁打を含む3安打。31日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)では、1点を追う9回に同点を呼び込むヒットを放ち、チームを敗退の危機から救った。3位は中田翔(日本ハム)。27日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で2ランを放つなど、先週は6打点の活躍。3試合で勝利打点を挙げるなど、チームの勝利に直結する一打が目立った。

左のスターターの活躍が光る!

先週の投手部門1位となったのはナーブソン(ヤクルト)。8月27日の広島戦(マツダスタジアム)に先発すると、カーブを織り交ぜた緩急を使った投球で、8回を4安打無失点の好投を披露。打線の援護なく勝利はつかなかったが、9三振を奪って広島打線を翻弄した。2位となったのは内海哲也(巨人)。29日のDeNA戦(横浜)に先発登板。中盤に3点の援護をもらうと、最後まで相手打線に得点を許さず、9回を5安打無四球10奪三振の快投。前日の澤村拓一の完封勝利に続く形で、2年ぶりの完封勝利を挙げた。3位となったのは福井優也(広島)。27日のヤクルト戦(マツダスタジアム)に先発すると、先述のナーブソンと投げ合い7回を3安打無失点。こちらも白星こそつかなかったが、チーム勝利を呼び込む好投を見せた。

幕張のエースが好投!

パ・リーグ投手部門1位となったのは成瀬善久(ロッテ)。8月31日の日本ハム戦(東京ドーム)に先発すると、毎回走者を背負いながらも、粘りの投球で7回を無失点。6回まで0-0と息詰まる投手戦を制し、チームの日本ハム戦の連敗を10で止めた。2位となったのは増井浩俊(日本ハム)。27日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の9回に登板すると、1死満塁のピンチをつくったが、1点のリードを守りきった。先週は登板3試合すべてでセーブを挙げ、今季のセーブ数を20に乗せた。3位となったのは則本昂大(楽天)。29日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)に先発登板。9回を投げて2失点11奪三振の投球を披露。リーグトップに並ぶ今季12勝目こそ逃したが、自己最多となる138球の熱投を見せた。


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