TODAY'S HOT
  • 1999年4月24日 金本知憲(広島)がサイクルヒットを達成。 (vs.中日)
  • 2005年4月24日 古田敦也(ヤクルト)が通算2000安打を達成。 (vs.広島)
  • 1954年4月24日 田中文雄(近鉄パールス)が1試合最少投球数(=68)を達成。 (vs.南海)
コラム COLUMN

週間MVP【8月4日~10日】

Baseball LAB編集部

セ・リーグトップは、勝負強さを見せた新井貴!

 先週の1位となったのは新井貴浩(阪神)。8月5日のヤクルト戦(神宮)で、初回に先制となる満塁弾。自身3年ぶりとなるグランドスラムで勢いをつけると、3安打5打点の大活躍。チームもこの一打を機に、23安打20得点の猛攻を見せた。10日の広島戦(京セラドーム)では、代打で2点適時打をマーク。先週は10打数6安打に加え、同期間でチーム最多の8打点と勝負強さが光った。2位となったのは桑原将志(DeNA)。5日の巨人戦(新潟)では、同点の延長12回1死一二塁の場面で、この日5安打目となる劇的なサヨナラ打を放った。9日のヤクルト戦(横浜)でも、2回に決勝打となる適時三塁打を放つ活躍。プロ3年目、21歳の躍動がチームに勢いをもたらした。3位となったのは山田哲人(ヤクルト)。先週は28打数14安打4本塁打の大暴れだった。

パ・リーグトップは、ロッテの助っ人!

 助っ人打者の活躍が目立った先週のパ・リーグ。その中で1位となったのはクルーズ(ロッテ)。9回裏に6点を挙げて逆転サヨナラ勝ちを決めた8月6日の楽天戦(QVCマリン)で、その9回に同点に追いつく適時打。流れを止めることなく後ろにつなぎ、川本のサヨナラ打を呼び込んだ。8日の西武戦(QVCマリン)では、2点を追う6回に逆転3ラン。その後チームは逆転を許したが、“守備の人”がバットでも魅せてくれた。2位となったのはメヒア(西武)。8日のロッテ戦(QVCマリン)では5-5の8回2死一二塁のチャンスで勝ち越し打。翌日の同カードでも、先制2ランを放った。これで後半戦は8本塁打・18打点のリーグ2冠(打点は最多タイ)と、勢いが止まらない。3位となったのは中田翔(日本ハム)。チームは5戦5敗と苦しんだ先週だったが、17打数8安打5打点と孤軍奮闘した。

リリーフ陣が活躍!セ・リーグトップは福谷

 リリーフ陣のランクインが多かった中、先週の1位となったのは福谷浩司(中日)。8月6日の広島戦(ナゴヤドーム)では、守護神・岩瀬の緊急降板を受けて急きょ登板。9回1死二塁でわずか1点リードという緊迫した場面だったが、エルドレッドを三振に仕留めるなど見事に抑え、プロ初セーブを記録した。岩瀬が抹消されたこともあり、両リーグ最多の52試合に登板している右腕には、今後抑えとしての期待もかかりそうだ。2位となったのは山口鉄也(巨人)。先週は3試合に登板し、3ホールドを記録。後半戦は登板9試合すべて無失点に抑えるなど、鉄腕がかつての輝きを取り戻している。3位となったのは山井大介(中日)。8月9日の巨人戦(東京ドーム)に先発すると、7回を5安打1失点と見事な投球。自己最多となる8勝目を挙げ、自身初の2ケタ勝利も視界に入ってきた。

ロッテの新たなセットアッパーがリーグトップに!

 パ・リーグの投手部門1位となったのは大谷智久(ロッテ)。8月5日の楽天戦(QVCマリン)で、1点リードの7回2死一二塁のピンチで登板し、きっちり無失点。延長戦にもつれた7日の楽天戦(QVCマリン)でも、10回を三者凡退に抑えサヨナラ勝ちに貢献。今季初白星を手にした。シーズン途中からセットアッパーを担い、特に後半戦は11試合で防御率0.79。新たな持ち場で安定感を見せる右腕に、今後も注目だ。2位となったのは大隣憲司(ソフトバンク)。8月7日の西武戦(大宮)に先発すると、6回を2安打無失点に抑える好投。ケガで離脱していたことを感じさせないような投球で、自身2連勝を飾った。3位・4位となったのは、7日に先発で投げ合った唐川侑己(ロッテ)と、塩見貴洋(楽天)。ともに勝ち負けはつかなかったが、8回1失点の好投で締まった試合を演出した。

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