TODAY'S HOT
  • 2008年3月29日 林昌勇(ヤクルト)がNPB初セーブを記録。(vs.巨人)
  • 2003年3月29日 永川勝浩(広島)がプロ初セーブを記録。(vs.ヤクルト)
コラム COLUMN

獅子奮迅の働きを見せた守護神がトップ! 週間MVP 10/15-10/20

Baseball LAB編集部

虎の頼れる助っ人コンビが上位に

 1位 ゴメス
 ファイナルステージ初戦で初回、1点を先制した直後に追加点となる2ラン。第3戦の同点で迎えた7回には、1死二三塁から貴重な勝ち越し点となる2点適時打を放った。今季のリーグ打点王の名にふさわしい活躍で、チームを9年ぶりの日本シリーズ進出へ導いた。

 2位 マートン
 ファイナルステージ第3戦では、6回に福留の同点打を呼び込む安打を放った。第4戦では、初回の2死一二塁の好機に先制3ラン。王手をかけて臨んだ一戦で貴重なアーチをたたき込み、打線の中核として頼もしい働きを見せてくれた。

 3位 鳥谷 敬
 ファイナルステージ初戦では、初回に適時二塁打。試合開始からわずか5球で先制点という文字通り“速攻”を決めて見せた。第3戦では同点の7回に、二塁打を放ちチャンスを演出。ファイナルステージ4試合で打率.412の好成績を残し、打線をけん引した。

ファイナルステージMVPの吉村がトップ

 1位 吉村 裕基
 ファイナルステージ初戦で、1点を追う9回1死一二塁の場面で起死回生となる逆転サヨナラ打。チームを敗戦の危機から救った。第6戦でも追加点となる適時打を放つなど、要所で打点を挙げチームの日本シリーズ進出に貢献した。

 2位 大野 奨太
 ファイナルステージ第4戦で、2回に同点となるタイムリー。第5戦では、4点ビハインドの7回に反撃の口火を切る2点適時二塁打を放った。ファイナルステージ6試合で打率.583をマークし、存在感を示した。

 3位 中田 翔
 ファイナルステージ第2戦で、チームが逆転した直後に貴重な追加点となる2ラン。第5戦では1点を追う8回に、同点アーチをレフトスタンドへ突き刺した。ファイナルステージでは合計4本塁打を放ち、主砲の働きを存分に披露してくれた。

獅子奮迅の働きを見せた守護神がトップ

 1位 呉 昇桓
 ファイナルステージ第3戦で、2点リードの8回2死一二塁の場面に登板。ピンチをしのぐと、9回も三者凡退に斬って取る完ぺきな投球。日本シリーズ進出へ王手となる白星をもたらした。第4戦で2失点を喫したものの、4連投のフル回転で守護神の役割をきっちり果たした。

 2位 岩田 稔
 ファイナルステージ第2戦に先発すると、7回2失点の好投を見せた。フォークを武器に相手打線を翻弄(ほんろう)。また3回には、激走で先制点となるホームを踏むなど、攻撃面でも連勝となる貴重な白星をチームにもたらした。

 ファイナルステージ初戦に先発登板。6回まで無失点の快投を見せると、圧巻だったのは7回。1点を失い、なおも無死満塁と相手の反撃ムードが漂う中、セペダを併殺打、井端を一飛に仕留めた。前年のクライマックスシリーズでの悔しさを晴らし、チームに勢いをつける勝利となった。

大一番で好投を見せた大隣が1位

 1位 大隣 憲司
 ファイナルステージ初戦に先発し、8回途中2失点と役割を果たした。第6戦にも先発登板すると、毎回のように走者を背負いながらも、7回を無失点に抑える粘投。今季初めて中4日で迎えた先発登板をこれ以上ない内容で、チームの日本シリーズ進出を手繰り寄せた。

 2位 クロッタ
 ファイナルステージ第5戦で、同点の8回から登板。4番から始まる攻撃を三者凡退に抑えると、続く9回も1人の走者も許さない完ぺきな内容で、延長での勝利につなげる働きを見せた。

 ファイナルステージ第5戦に先発すると、6回3安打無失点の好投。古巣との対戦となる日本シリーズに向けても、期待を抱かせてくれる投球だった。


※MVPポイントの解説コラムはこちら


※MVPポイントの算出方法はこちら