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コラム COLUMN

DeNA投手陣が上位を独占! 週間MVP 4/27-5/3

Baseball LAB編集部

意地の2本塁打を放った村田がトップ

 1位 村田 修一
 4月28日の中日戦(東京ドーム)で1点リードの4回、貴重な追加点となる2号ソロ。先発落ちの屈辱を晴らす一発となった。同30日の同カードでは、0-0で迎えた4回に先制3ラン。先週は打率.533と、かつての本塁打王が意地を見せた。

 2位 梶谷 隆幸
 4月28日の広島戦(マツダスタジアム)で、0-0の9回に均衡を破る決勝の適時打。5月3日の中日戦(ナゴヤドーム)では初回に先制2ランを放つと、同点の8回には勝ち越しの適時三塁打。チーム不動の3番が、勝負強さを遺憾なく発揮している。

 3位 金城 龍彦
 4月28日の中日戦(東京ドーム)では初回に二塁打を放ち、その後本盗で先制のホームイン。5月3日の阪神戦(東京ドーム)では同点の6回2死一三塁で出場し、勝ち越しの2点適時二塁打。先発、代打のどちらでも結果を残すなど、見事に起用に応えた。

パ・リーグ1位は土壇場で試合をひっくり返した吉村

 1位 吉村 裕基
 5月2日のオリックス戦(京セラドーム)では3点ビハインドの8回に、代打で二塁打を放ちチャンスメーク。翌日の同カードでは1点を追う9回2死二三塁の土壇場で、2点適時三塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 2位 竹原 直隆
 4月30日の楽天戦(京セラドーム)で、1点を追う7回2死満塁の場面に代打で出場。走者一掃の適時二塁打を放ち、逆転勝利を呼び込んだ。翌日の同カードでも代打でヒットを放つなど、ここまで代打打率.833と圧倒的な数字を残している。

 3位 西川 遥輝
 5月2日のロッテ戦(QVCマリン)では、初回に先頭打者初球本塁打。2回には満塁の場面で追加点となる2点適時二塁打を放つなど、この日は5安打の大暴れ。先週は5試合で13安打、打率.565とトップバッターとしての役割を十分に見せつけた。

DeNA投手陣が上位を独占

 1位 山﨑 康晃
 先週は4試合に登板し4セーブ。そのうち3試合は1点差という局面ながら無失点に抑えた。特に5月3日の中日戦(ナゴヤドーム)はアウトすべてを三振で記録。早くも10セーブに到達と、ルーキー守護神が1年目からブルペンの屋台骨を担っている。

 2位 三嶋 一輝
 4月30日の広島戦(マツダスタジアム)に先発し、8回を2安打無失点の好投。チームの援護は1点しかなかったが、二塁を踏ませない圧倒的な投球で今季2勝目を手にした。昨季はわずか1勝と期待を裏切ったが、今季はさらに勝ち星を積み重ねたいところだ。

 3位 久保 康友
 4月28日の広島戦(マツダスタジアム)に先発すると、息詰まる投手戦の中、8回無失点のピッチング。味方打線が9回に1点を奪い、ようやく今季初勝利を手にした。今季12球団の開幕投手では最後の白星となったが、昨季のチーム勝ち頭がここから巻き返す。

ロッテの若きエースがリーグトップ

 1位 石川 歩
 4月28日の西武戦(QVCマリン)に先発すると、9回を2安打無四球に抑える完璧な投球を披露。三塁を踏ませない危なげないピッチングで、今季初完封を記録した。これで今季は負けなしの3勝目、本拠地で昨年から続く連勝を9に伸ばした。

 2位 菊池 保則
 4月30日のオリックス戦(京セラドーム)で今季初先発。味方の援護がわずか1点の中、6回を無失点。毎回走者を出しながらも、粘り強いピッチングで役割を果たした。結局勝利こそつかなかったが、次回以降につながる登板となった。

 3位 バリントン
 4月29日の楽天戦(京セラドーム)に先発すると、9回1安打に抑えて自身4年ぶりの完封を記録。奪った三振こそ2つながら、14個の内野ゴロを打たせて106球の省エネ投球を披露した。開幕から4戦勝利なしと低調なスタートも、ここにきて連勝と乗ってきた。