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  • 1974年6月29日 王貞治(巨人)が通算2000試合出場を達成。 (vs.ヤクルト)
  • 2004年6月29日 古田敦也(ヤクルト)が通算200本塁打を達成。 (vs.横浜)
  • 1997年6月29日 荒木雅博(中日)がプロ初盗塁を記録。(vs.巨人)
  • 1994年6月29日 岡田彰布(オリックス)が通算1500安打を達成。 (vs.近鉄)
  • 2004年6月29日 立浪和義(中日)が通算2000試合出場を達成。 (vs.広島)
  • 1984年6月29日 Happy Birthday!! 大引啓次(ヤクルト) 33歳
  • 1993年6月29日 Happy Birthday!! 佐藤優(中日) 24歳
コラム COLUMN

今季のプロ野球を「50」の数字で振り返る

多田 周平

 ソフトバンクの2年連続となる日本一でフィナーレを迎えた2015年のプロ野球。今季もさまざまな好記録・珍記録が生まれました。そこで今回は、本年度のプロ野球を1~50までの数字を使って振り返ってみます。


1・・・7月3日、セ・リーグの全6球団が借金生活に。ヤクルトは史上初めて、借金1で首位に立つという珍事が起こった。

2・・・楽天・松井稼頭央が日本での通算2000安打を達成。両打ちの打者では柴田勲(巨人)以来2人目。ちなみに、1742試合での達成は史上6番目の速さだった。

3・・・巨人の新助っ人・マイコラスが11連勝を記録。外国人投手の2ケタ連勝は、64年のスタンカ(南海)、88年の郭泰源(西武)に続き3人目。今季は最高勝率のタイトルにも輝いている。ちなみにソフトバンクのバンデンハークもこの記録に迫ったが、9連勝止まり。

4・・・ロッテ・清田育宏4試合連続で猛打賞を記録。これは球団新記録で、パ・リーグ史上7人目。今季はこの活躍もあり、レギュラーに定着。打撃3部門で自己記録を大きく更新した。

5・・・今季ストレートの平均球速が150キロを超えていたのは、NPBで5人。ただし、昨年からは3人減っていた。ちなみに160キロ以上を投げたのは日本ハム・大谷翔平のみ。

6・・・8年ぶりに復帰した広島・黒田博樹は、11勝をマーク。40代で2ケタ勝利を記録したのは史上6人目(9度目)だった。ちなみにセ・リーグの右投手では黒田が初めて。

7・・・ロッテ・涌井秀章が15勝を挙げ、西武時代の10年以来となる最多勝に輝いた。複数球団で最多勝に輝いたのは、史上7人目だった。

8・・・広島・丸佳浩が2年連続のリーグ最多四球に加え、今季は三振もリーグ最多。四球、三振がともにリーグ最多となるのは、13年のジョーンズ(楽天)以来で史上8人目(12度目)。広島の選手としては初めてだった。

9・・・ヤクルト・山田哲人が史上9人目のトリプルスリーを達成。加えて、本塁打王と盗塁王の2冠に。この2つのタイトルを同時受賞したのは史上初。

10・・・ソフトバンク・柳田悠岐が史上10人目のトリプルスリーを達成。「3割30本30盗塁」を記録したシーズンに首位打者にも輝いたのは史上初。

11・・・阪神・鳥谷敬11年連続のフル出場を達成。これは王貞治(巨人)に並ぶ、史上3位タイの記録。ちなみに今季は、1500試合連続出場の節目の記録(史上3人目)にも達した。

12・・・DeNAは今季、規定投球回に到達した選手がいなかった。これは球団史上初めて。さらに今季は2ケタ勝利投手も不在。規定投球回、2ケタ勝利がどちらもいなかったのは、NPBでは03年のオリックス以来12年ぶり。

13・・・中日・大野雄大が自身初の200イニングを記録。200イニングを記録したのは球団では11年のネルソン以来で41人目。左投手に限ると99年の野口茂樹以来で13人目。

14・・・ヤクルトが14年ぶり7度目のリーグ優勝を達成。ヤクルトは昨季リーグ最下位。前年の最下位のチームが翌年に優勝するのは01年の近鉄以来で、これも14年ぶりだった。

15・・・オリックスの6回リード時の負け数は、両リーグワーストの15。ちなみに昨季はわずか4つだけで、両リーグ最少だった。

16・・・巨人のルーキー・高木勇人は、3・4月に4勝を挙げ、同月の月間MVPを受賞。巨人の新人選手で同賞を獲得したのは、99年の上原浩治以来で16年ぶり2人目だった。

17・・・DeNAが球団史上17年ぶりに、前半戦をリーグ首位で折り返した。当時は2度目のリーグ優勝に輝いたが、今季は最下位に。首位ターンしながら最下位でシーズンを終えたのは、史上初となってしまった。

18・・・今季1試合で140球以上を投げた投手は、延べ18人。最も多かったのは阪神・藤浪晋太郎で、4度記録している。ちなみに今季最も球数を投げた投手はソフトバンク・東浜巨で、7回で156球を要した。

19・・・楽天・則本昂大が2年連続で奪三振王に。則本は2年連続で200奪三振以上を記録したが、入団3年目までに複数回達成したのは、近鉄・野茂英雄(90~92)以来で、史上19人目。

20・・・日本ハム・中島卓也が30盗塁30犠打をクリア。「30盗塁・30犠打」を達成したのは史上20度目(17人目)。球団では98年の奈良原浩以来2人目となった。

21・・・今季首位打者に輝いたヤクルト・川端慎吾は、リーグ最多となる21度の猛打賞を記録。球団の日本人では07、10年の青木宣親、14年の山田哲人の20度を上回る史上最多となった。

22・・・ソフトバンクの柳田悠岐、松田宣浩李大浩が30本塁打をクリア。同一球団で30本本塁打以上を放った選手が3人以上いるのは、史上22度目。球団では01、05年以来3度目だった。

23・・・ヤクルトの守護神・バーネットは開幕から23試合連続無失点を記録。球団記録を更新したが、リーグ記録の24には1試合届かなかった。

24・・・5月4日の広島-巨人戦。9回裏1死満塁で、インフィールドフライを巨人が落球し、三走の広島・野間峻祥が生還。広島がサヨナラ勝ちを収めた。この「珍プレー」は24年前の91年にも起こっており、この時は広島がサヨナラ負けを喫している。

25・・・今季1試合で両軍合わせて最も点が入った試合は、7月22日の日本ハム-楽天戦で25点。この試合は楽天が19点を挙げたが、これは球団史上最多得点だった。

26・・・セ・リーグの捕手登録の選手で、今季最多本塁打は広島・會澤翼で6本。2ケタ本塁打を放った捕手がいなかったのは、リーグ史上26年ぶりだった。

27・・・中日・谷繁元信が自身の持つプロ野球記録である入団年から続く連続安打、連続本塁打を27に伸ばした。今季はさらに野村克也氏が持っていた通算出場試合の記録を更新し、現役生活に別れを告げた。

28・・・西武・森友哉がオールスター第2戦で本塁打を放った。当時森は19歳。10代でオールスターで本塁打を放ったのは86、87年の清原和博(西武)以来で28年ぶり。森は両リーグ最多得票で選ばれたが、これは史上最年少だった。

29・・・広島・前田健太が5年ぶり2度目となる沢村賞に輝いた。同賞を複数回獲得したのは田中将大(楽天)以来で史上13人目。広島の選手では北別府学(82、86年)以来29年ぶりとなった。

30・・・今季新入団選手で最も本塁打を放ったのは、日本ハム・レアードで34本。来日1年目で34本塁打以上を記録したのは、昨季の西武・メヒア以来で史上30人目。

31・・・西武・秋山翔吾31試合連続安打を達成。これは史上3位タイの記録で、左打者としては史上最長記録を更新。今季の秋山はシーズン216安打のNPB記録を樹立するなど、記録ずくめの年となった。

32・・・今季「1-0」で決着がついた試合は32試合。最も多かったのは広島で9試合(4勝5敗)。ちなみに両リーグで唯一DeNAだけが、「0-1」での負けがなかった。

33・・・オリックス・平野佳寿は今季33試合に登板。昨季まで続いていた60試合登板の連続記録が、5年でストップした。ちなみに平野の記録は歴代2位で、同1位は巨人・山口鉄也。こちらは今季も60試合に投げ、記録を8年に伸ばしている。

34・・・今季の日本シリーズは、ヤクルトとソフトバンクの顔合わせ。ヤクルト・真中監督は現役時代、外野手。ソフトバンク・工藤監督は現役時代、投手。「外野手出身vs投手出身」の日本シリーズは81年以来で34年ぶり3度目。ちなみに3度とも、投手出身監督が日本一になっている。

35・・・日本ハム・大谷翔平が、最優秀防御率、最高勝率、最多勝の投手3冠に輝いた。同部門の投手3冠は、球団では1980年の木田勇以来で35年ぶりとなった。

36・・・西武は7月15日から8月4日にかけて13連敗を記録。これは36年前の79年に記録した12連敗を更新する、球団ワーストとなってしまった。

37・・・DeNAのルーキー・山﨑康晃37セーブを記録。与田剛氏(中日)が持っていた新人セーブ記録を更新した。

38・・・今季NPBで初勝利を挙げたのは38人。西武・田中靖洋が10年目で初勝利を挙げたほか、楽天・安樂智大は球団史上初の高卒1年目で初登板初勝利を記録した。

39・・・今季NPBで初本塁打を放ったのは39人。ロッテ・青松慶侑が11年目で初本塁打を放ったほか、ソフトバンク・上林誠知は初安打を満塁本塁打で飾った。ほかにもヤクルト・小川泰弘、中日・ネイラーなど投手も記録している。

40・・・ロッテ・田村龍弘が記録した盗塁刺は40度。これは両リーグ最多で、盗塁阻止率.429も、両リーグトップだった。

41・・・ソフトバンク・サファテが、リーグ記録を更新する41セーブをマーク。今季は両リーグとも40セーブ以上の選手がいるが、これは史上初めてとなった。

42・・・中日・和田一浩が通算2000安打を達成。42歳11カ月での達成は、史上最年長。和田は史上3人目の両リーグ1000安打も達成したが、今季限りでの引退となった。

43・・・日本ハム・中田翔が2年連続で100打点をクリア。球団では大杉勝男(70~72)以来43年ぶり2人目となった。

44・・・ヤクルトは本拠地・神宮で44勝をマーク。これは1995、97、2009年に挙げた38勝を上回る新記録だった。

45・・・今季打率3割をマークしたのは、セ・リーグが3人で、パ・リーグが5人。両リーグ併せて8人以下だったのは、45年ぶりだった。

46・・・阪神・藤浪晋太郎が高卒1年目から3年連続2ケタ勝利を達成。これは1999~2001年に記録した松坂大輔(西武)以来。球団では9年連続で記録した江夏豊(1967~75)以来46年ぶりとなった。

47・・・巨人・菅野智之が入団1年目から3年連続2ケタ勝利を達成。球団では13年連続で記録した堀内恒夫(1966~78)以来47年ぶりとなった。

48・・・西武・中村剛也が自身6度目の本塁打王に。通算6度目の最多本塁打は、65年の野村克也(南海)、67年の王貞治(巨人)以来で48年ぶり3人目。さらに中村は通算満塁本塁打数を16とし、史上最多記録を更新している。

49・・・ソフトバンクが今季記録した最大の貯金は49だった。工藤監督は、新人監督としては史上最多タイの90勝を挙げるなど、2位の日本ハムに12ゲーム差をつける圧倒的独走で優勝した。

50・・・中日・山本昌が史上初めて50歳で出場、登板を果たした。中日ひと筋32年というとんでもないキャリアを残し、今季限りで現役を引退。ちなみに今季の指揮を執った監督で、山本昌より年下だったのは自軍の谷繁監督を含め5人もいた。