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コラム COLUMN

パ・リーグの打者部門はレアードが3週連続で1位! 週間MVP 9/28-10/4

Baseball LAB編集部

リーグ優勝に貢献した山田を抑え、ロペスがトップに

 1位 ロペス
 9月29日の阪神戦(甲子園)で1点ビハインドの8回、2死一三塁から一時は同点に追いつく適時打。10月2日の巨人戦(横浜)では2回に先制のソロを放った。チームはこの期間4戦全敗と苦しんだが、ロペス自身は勝負所での一打が光った。

 2位 山田 哲人
 9月29日の広島戦(神宮)では、3回に先制となる適時打。その後逆転され、迎えた7回には追撃の適時打を放っている。チームの全日程終了でシーズン打率は.329で確定。これに伴い、自身初のトリプルスリー達成も確定させた一週間となった。

 3位 松山 竜平
 10月3日のヤクルト戦(マツダスタジアム)で、6回に2死三塁からリードを広げる適時打。4日の阪神戦(甲子園)の試合では、4回に先制2ランをライトスタンドに突き刺した。相手先発が右投手の際は3番でスタメンに名を連ねる回数も増えており、チームには欠かせない戦力だ。

パ・リーグの打者部門はレアードが3週連続で1位

 1位 レアード
 先々週、先週に引き続きリーグトップ。9月28日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、2点を追いかける8回2死から劇的なグランドスラムを放った。クライマックスシリーズ・ファーストステージへ向け、後半戦に大きく調子を上げた助っ人の存在は心強いだろう。

 2位 銀次
 9月30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では、8回に逆転の2ラン。10月4日の楽天戦(コボスタ宮城)では同点の適時打を放った。先週は全試合3番でスタメン出場。2つの勝利打点を記録し、チームの勝利に貢献した。

 3位 岡島 豪郎
 9月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では、3回に先制となる3ラン。10月だけで3つの盗塁を決めるなど、機動力でも存在感を発揮した。先週は自身がリードオフマンを務め、チームが日本一に輝いた2013年の好調時に匹敵する活躍ぶりを見せている。

クライマックスシリーズ出場へ粘りを見せる広島投手陣がトップ3を独占

 1位 中﨑 翔太
 先週は4試合に登板し、1ホールド2セーブを記録した。そのうち9月29日のヤクルト戦(神宮)と、10月3日のヤクルト戦(マツダスタジアム)の2試合でイニングまたぎとなったが、ともに無失点。登板した試合すべてで三振を奪うなど、守護神としての存在感は増している。

 2位 黒田 博樹
 9月28日のDeNA戦(横浜)で8回1失点と好投すると、中5日の登板となった10月4日の阪神戦(甲子園)でも9回途中まで無失点と力投を見せた。クライマックスシリーズ進出へ、ベテランが魂の投球を見せつけた。

 3位 前田 健太
 10月2日の中日戦(マツダスタジアム)では、7回1失点。打っても3回に自ら先制2ランを放ち、投打にわたって活躍を見せた。この試合でリーグトップとなる15勝目を挙げ、2010年以来となる最多勝のタイトルをほぼ確実なものとした。

3セーブを挙げた松井裕が1位に

 1位 松井 裕樹
 先週はリーグトップタイの5試合に登板し、3セーブを挙げた。10月4日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)では、今季限りでの引退を表明している斎藤の後を受け2者連続三振。ベテランの花道を見事に飾った。

 2位 大嶺 祐太
 10月3日の楽天戦(QVCマリン)で先発し、7回無失点。勝ち星こそ付かなかったものの、この好投がチームの勝利を呼びこんだ。勝てばチームのクライマックスシリーズ進出へあと1勝と迫る重要な一戦で、好調の今季を締めくくる素晴らしい投球を披露した。

 3位 森 雄大
 10月3日のロッテ戦(QVCマリン)で先発すると、7回無失点の快投。ロッテ打線をわずか3安打に抑え、救援陣にマウンドを託した。勝利投手とはなれなかったが、最下位に沈んだチームにとって、3年目の若武者が見せたピッチングは明るい話題の1つとなったはずだ。