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  • 2006年7月14日 愛敬尚史(楽天)が1試合最多与死球(=3)を記録。 (vs.オリックス)
  • 1994年7月14日 永池恭男(横浜)が1試合遊撃手刺殺セ・リーグ最多記録(=8)を達成。 (vs.阪神)
  • 2012年7月14日 高橋由伸(巨人)が通算100死球を記録。 (vs.中日)
  • 1996年7月14日 巨人が球団通算6500本塁打を達成。 (vs.横浜)
コラム COLUMN

今季から日本でプレーする外国人選手に迫る! タイムリーdata vol.52

小林 展久

 7月31日をもって、シーズン中の新規に選手を獲得できる期間が終了しました。その31日に楽天がムリーロとの契約を発表するなど、今季も多くの球団に外国人選手が入団しました。今回は活躍が目立っている今季新加入の外国人投手を紹介していきます。(※データは8月1日終了時点)

巨人に加入した2人の“巨人”

 メジャーリーグでも同じチームで活躍していたマイコラスポレダの両投手ですが、今季からともに巨人でプレー。いずれも190センチを超える長身からリーグ屈指の快速球を武器に勝ち星を量産しています。ここまでマイコラスが7勝、ポレダも6勝しており、2ケタ勝利は十分ありうる状況ですが、実は巨人の来日1年目の投手で、2ケタ勝利を挙げたのはガルベス以来で19年ぶり。過去に3人しかいない巨人“生え抜き”の外国人2ケタ投手に、そろって名を連ねる事ができるかもしれません。

救援陣の柱。オンドルセク、エレラ

 ヤクルトのセットアッパーとして欠かせない働きを見せているのがオンドルセクです。2010~14年にかけてメジャーリーグでも281試合に登板した右腕は、現在リーグトップの49試合に登板。投球の約半数を占めるカットボールを武器にリーグ1位の救援防御率を誇るヤクルトを支えています。


 DeNAに加入したエレラは、シーズン序盤こそ制球に苦しんでいましたが、5月以降は日本の野球に適応した姿を見せています。投球割合を増やしたスプリットの精度が増し、被打率も大幅に向上。最近では守護神・山﨑康へとつなぐ役割を担っており、DeNA初のクライマックスシリーズ進出に欠かせない存在といえるでしょう。

対照的な技巧派左腕と速球派右腕

 広島・ジョンソンはあわや完全試合という1安打完封で初登板初勝利を挙げると、その後もローテーションの軸の1人として機能しています。ジョンソンの最大の特徴は、長打となる確率の低いゴロを打たせるピッチング。ツーシームやカットボールなどさまざまな球種を低めに集め、打者に思い通りの打撃を許していません。昨季オフにバリントンが退団した広島ですが、その穴を埋めて余りある働きを見せています。


 ソフトバンクのバンデンハークは6月14日に一軍初登板すると、ここまで5勝負けなしと安定感のあるピッチングを披露。平均球速150キロに迫るストレートは奪空振り率が非常に高く、登板した全ての試合でイニング数以上の三振を奪っています。その奪三振率は、日本ハム・大谷翔平をもしのぐ数値。まだ登板数こそ少ないですが、球界屈指の奪三振マシンとなりうる存在といってもいいでしょう。

 今回は投手に注目しましたが、野手でも広島・シアーホルツが今季新たに加入した外国人打者で唯一の2ケタ本塁打。巨人では初めて一軍登録された7月31日の試合でカステヤーノスが2安打1打点を挙げるなど、活躍を見せています。ペナントレースもあと2カ月ほどとなりましたが、どの選手がチームを勝利に導く働きができるでしょうか。助っ人たちの活躍から目が離せません。