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コラム COLUMN

3位に浮上したロッテの投手陣が上位を独占! 週間MVP 7/27-8/2

Baseball LAB編集部

セ・リーグトップはDeNA・梶谷

 1位 梶谷 隆幸
 7月29日の巨人戦(京セラドーム)で1点差の7回、2死一二塁の好機で同点に追いつく適時打。8月2日の広島戦(横浜)では6回に逆転3ランを放った。いずれの試合もチームは敗れてしまったが、劣勢の場面で試合を動かす一打が光った。

 2位 坂本 勇人
 7月29日のDeNA戦(京セラドーム)で初回に同点適時打。8月1日の中日戦(東京ドーム)では、1点を追う9回に逆転の2点適時打。自身5年ぶりとなるサヨナラ打で試合を決めた。先週は抜群の勝負強さを見せつけ、接戦を制したチームに大きく貢献した。

 3位 グスマン
 7月30日のヤクルト戦(神宮)で、4回に来日初アーチ。1点差に迫った8回には、1死一二塁の好機で逆転の適時二塁打を放った。先週は4番にも起用され打率.357と存在感を発揮。チームの外国人枠争いは激しいが、見事な活躍でアピールした。

楽天の助っ人&ベテランがトップ1・2に

 1位 ペーニャ
 8月1日のオリックス戦(京セラドーム)で、1点を追う6回に同点適時打。さらに8回には勝ち越し打を放った。翌2日の同カードでは、4回に先制2ラン。先週は打率.412に加えて3本塁打の活躍で、チームの最下位転落の危機を救った。

 7月31日のオリックス戦(京セラドーム)では2本の適時打を含む3安打の活躍。8月1日の同カードでも、先制打を含む3安打とヒットを量産した。7月28日に日本球界での通算2000安打を達成したベテランのバットから、快音が止まらない。

 3位 清田 育宏
 7月28日の西武戦(QVCマリン)で初回に同点に追いつく適時二塁打。8月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)では1-1の5回に、決勝点となる勝ち越しタイムリーを放った。先週は打率.375と猛打を発揮し、チームの3位浮上の原動力となった。

先発投手を抑えてリーグトップとなったのは阪神・安藤

 1位 安藤 優也
 7月28日の中日戦(ナゴヤドーム)で、2点差とされた6回2死満塁で登板。代打・和田を三振に仕留めると、続く7回も0点に抑えた。31日のヤクルト戦(甲子園)では同点の7回から2イニングを無失点に。ベテランリリーバーの活躍が目立った一週間となった。

 2位 菅野 智之
 7月30日のDeNA戦(京セラドーム)に先発。勝ち星こそつかなかったが、8回を4安打無失点に抑える好投を披露した。先月は防御率0.56と抜群の安定感を発揮し、エースとして申し分ない活躍を見せている。

 3位 山中 浩史
 8月2日の阪神戦(甲子園)に先発すると、緩急を生かしたピッチングで阪神打線を翻弄。7回無失点の好投で、球団では57年ぶりとなる開幕5戦5勝を達成した。この勝利でチームは再び首位に浮上。今後もサブマリンの存在は欠かせないだろう。

3位に浮上したロッテの投手陣が上位を独占

 1位 イ・デウン
 7月30日の西武戦(QVCマリン)で約2カ月ぶりに先発。7回を2安打無失点に抑える好投で、9勝目を手にした。この日は決め球・スプリットを武器に、来日初の2ケタ奪三振をマーク。リリーフで得た自信を胸に、先発マウンドで見事な結果を残した。

 2位 サファテ
 先週は3試合の登板で3セーブ。8月2日の西武戦(西武プリンス)では2三振を奪い、29イニング連続奪三振のプロ野球新記録をマークした。今季はここまでセーブ失敗なしの助っ人守護神が、最終回のマウンドに君臨し続ける。

 3位 大谷 智久
 8月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)で1点リードの8回に登板し、1回を無失点。先週は4試合に登板して4ホールドを記録した。後半戦は6試合に投げているが、失点はおろか被安打0の内容。好調なチームを支えるセットアッパーが盤石の投球を見せている。