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コラム COLUMN

首位・ソフトバンクの中軸2人がそろって上位に! 週間MVP 8/10-8/16

Baseball LAB編集部

新天地で二軍落ちも経験した大引がリーグトップ

 1位 大引 啓次
 8月11日の広島戦(マツダスタジアム)ではリードを広げる本塁打を放つと、翌12日の同カードでも5回の3ランを含む3安打3打点の大暴れ。先週は17打数8安打で打率.471と、シーズン序盤の不調を取り戻す働きが光った。

 2位 丸 佳浩
 先々週に引き続き、全試合で2番打者として出場。8月14日のDeNA戦(マツダスタジアム)では、6回にチームの勝利を大きく引き寄せる3ランを放った。翌日の同カードでも3回に同点に追いつく適時二塁打を打つなど、先週は22打数9安打6打点と活躍した。

 3位 筒香 嘉智
 8月13日の巨人戦(東京ドーム)では、1点を追う9回に起死回生の逆転2ランを放った。2試合連続本塁打は自身9度目。チームは4連敗中、巨人戦では5連敗中だったが、主砲のバットがチームを見事に救った。

首位・ソフトバンクの中軸2人がそろって上位に

 1位 柳田 悠岐
 8月11日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で1点差に迫った9回、逆転サヨナラ3ランで試合を決めた。15日の西武戦(ヤフオクドーム)では、4-5の7回に同点の適時二塁打。先週は22打数11安打の打率5割で、西武・秋山を抜いて打率リーグトップに立った。

 2位 デスパイネ
 8月14日のオリックス戦(ほっと神戸)では7回に追撃のホームラン。1点差の8回には、1死一二塁のチャンスに逆転の2点適時二塁打で試合をひっくり返した。これで自身が本塁打を放った試合は昨年から16連勝と、主砲の一発でチームを敗戦の危機から救った。

 3位 李 大浩
 8月15日の西武戦(ヤフオクドーム)で2点を追う5回に1死満塁から走者一掃の逆転適時二塁打。翌16日の同カードでは、初回の先制2ランを含む3安打4打点。先週はリーグ最多の4本塁打13打点と、内川に代わる4番として大活躍を見せた。

セ・リーグ1位は自身3度目となる完投勝利を挙げた助っ人

 1位 マイコラス
 8月11日のDeNA戦(東京ドーム)で完投勝利。5回にソロを浴びるも相手打線の攻撃をその1点のみに抑え、111球を投げて被安打4、無四球で10個の三振を奪うほぼ完璧な投球を披露した。チームの連敗を4で止め、自身の連勝を7に伸ばした。

 2位 山﨑 康晃
 先週は2試合に登板し、いずれもセーブを記録した。8月13日の巨人戦(東京ドーム)で新人では歴代単独2位となる29セーブ目を挙げると、8月15日の広島戦(マツダスタジアム)ではついに大台の30セーブに到達。ルーキー守護神の快進撃が止まらない。

 3位 前田 健太
 8月15日のDeNA戦(マツダスタジアム)に先発。7回を投げ、相手打線を4安打のみに封じ込めた。惜しくも10勝目とはならなかったものの、この登板で防御率を2.31まで下げた右腕は、2年ぶりとなる最優秀防御率の受賞を視野にとらえている。

球団新記録を樹立した松井裕がリーグトップに

 1位 松井 裕樹
 先週は4試合に登板し、1勝2セーブ。8月12日のロッテ戦(コボスタ宮城)では1点リードの9回を無失点に抑えると、翌日の同カードでも9回途中から登板。2日連続のセーブを挙げ、球団新記録となるシーズン25セーブ目をマークした。

 2位 岸 孝之
 8月11日の日本ハム戦(西武プリンス)で完投勝利。先制点を与えたものの味方打線の援護を受け、131球の熱投で今季2勝目を手にした。6月に復帰してからは勝ち星には恵まれていないものの、4完投はすでにリーグ最多。遅れてきたエースの奮闘が続く。

 3位 戸村 健次
 8月13日のロッテ戦(コボスタ宮城)に先発し、7回を無失点に抑える好投。被安打6ながら長打は0本と決定的なチャンスを与えず、今季の同カードは4戦4勝と相性の良さを発揮した。チームでは則本に並ぶ6勝を挙げており、先発陣に欠かせない存在となっている。