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  • 1983年4月26日 西村徳文(ロッテ)がプロ初盗塁を記録。(vs.南海)
  • 2009年4月26日 梶谷隆幸(横浜)がプロ初安打を記録。 (vs.ヤクルト)
  • 1992年4月26日 落合博満(中日)が通算1000得点を達成。 (vs.阪神)
コラム COLUMN

僅差の場面を守りきった大瀬良がリーグ1位! 週間MVP 8/3-8/9

Baseball LAB編集部

激しい首位打者争いを繰り広げる両左打者が上位に

 1位 筒香 嘉智
 8月6日の中日戦(ナゴヤドーム)で、同点の7回に決勝点となる適時打。8日の阪神戦(横浜)では初回に同点打を放った。先週は21打数10安打、打率.476と大当たり。一発こそなかったが、チームの主砲として勝負強いバッティングを見せた。

 2位 赤坂 和幸
 8月5日の中日戦(ナゴヤドーム)で2点ビハインドの8回1死満塁、代打で登場すると2点適時二塁打を放った。9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)でも、4回に一時勝ち越しとなる2点適時打。ひと振りでチャンスをものにし、指揮官の起用に応えた。

 3位 川端 慎吾
 8月5日の巨人戦(神宮)では5回に同点の適時打。翌6日の同カードでも、2回に追加点となる適時二塁打を放つなど猛打賞の活躍。リーグ首位打者は、先週も打率.478と好調。本塁打・打点でリーグトップを争う3番山田、4番畠山の前でチャンスをつくっている。

パ・リーグの上位はオリックス勢が独占

 1位 糸井 嘉男
 8月6日のロッテ戦(QVCマリン)で1点を追う8回に、同点ホームラン。8日の西武戦(京セラドーム)では5回に追撃の適時打。7年連続の打率3割は厳しくなってきたが、最下位脱出の見えてきたチームのため1本でも多くのヒットを積み重ねたいところだ。

 2位 小島 脩平
 8月7日の西武戦(京セラドーム)で、3-3の6回に内野安打で決勝点のきっかけをつくると、8日の同カードでは9回に代打で登場。自身初のサヨナラ打となる2点適時二塁打を放った。普段は脇役に徹する4年目の28歳が、バットでチームの勝利を呼び込んだ。

 3位 伊志嶺 忠
 8月4日の西武戦(コボスタ宮城)では、初回に先制の2点適時二塁打。8日の日本ハム戦(札幌ドーム)では9回に代打で勝ち越し打を放った。8年目を迎える今季は出場試合数、本塁打などですでに自己最高成績をマークと、充実のシーズンを送っている。

僅差の場面を守りきった大瀬良がリーグ1位

 先週は4試合に登板し、わずか1安打しか許さず4つのホールドを記録した。救援に転向した当初は失点が続いていたが、7月以降は1失点のみ。新たなポジションにも適性を見せる昨季の新人王右腕。その存在は、ますます大きくなっている。

 2位 ポレダ
 8月7日の広島戦(東京ドーム)で先発し、8回を無失点に抑える好投。勝ち星こそつかなかったものの、広島・ジョンソンと息詰まる投手戦を繰り広げた。リーグ屈指のスピードを誇るストレートを武器にここまで6勝と、安定した投球でチームを支えている。

 3位 澤村 拓一
 8月5日のヤクルト戦(神宮)で、1点リードの9階に登板。ピンチを招くも無失点に抑え、球団通算1万試合となった試合の最後を締めくくった。ここまで25セーブ、防御率1.68。やや不安定な救援陣にあって、このクローザーの安定感は揺るぎないものがある。

投手部門もオリックス勢が上位にランクイン

 1位 東明 大貴
 8月5日のロッテ戦(QVCマリン)で、8回を無失点に抑える好投。援護がなく白星には結びつかなかったが、今季最高の投球を見せた。ここまで防御率3.17と安定感を発揮し、特に7月以降はチーム2位の3勝と、先発陣の一角として奮闘を続けている。
 
 2位 白村 明弘
 8月5日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、同点の8回無死一二塁の場面で登板。無失点で切り抜けると、続く9回は3三振を奪った。2年目を迎えた今季はイニング数以上の三振を奪い防御率1.70と、安定したピッチングでチームに貢献している。

 3位 金子 千尋
 8月4日のロッテ戦(QVCマリン)で7回をわずか1安打、今季最多の10奪三振で6勝目を挙げた。これで自身4連勝と、いよいよエンジンがかかってきた昨季の沢村賞右腕。最下位脱出も見えてきたオリックスの反撃に、この男の快投は欠かせない。