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  • 2011年4月19日 丸佳浩(広島)がプロ初本塁打を記録。 (vs.横浜)
  • 1977年4月19日 斉藤明夫(大洋)がプロ初登板を記録。(vs.ヤクルト)
  • 2007年4月19日 古田敦也(ヤクルト)が通算2000試合出場を達成。 (vs.横浜)
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コラム COLUMN

打者の一軍定着までの成績推移パターンを求める

大川 恭平

 交流戦も佳境に入り、今シーズンも折り返しを迎えようとしている。長くレギュラーとして活躍を見せているスター選手が存在する一方、村上宗隆(ヤクルト)など、今年に入って頭角を現し一軍に定着した新顔も多く登場した。長い時間をかけて一軍・二軍を行き来した後に一軍に定着した選手、プロ入り後早々に一軍に帯同して定位置を掴んだ選手など、檜舞台に上がるまでに歩む道のりは様々だ。

 打者が一軍に定着するまで、どのような成績推移を辿るのかは明確な形で示されておらず、経験の少ない選手が一軍定着を果たせるかどうかを事前に判断することは難しい。今回は打者に注目して、一軍定着に至るまでにどのような成長の道をたどるのか、「一軍定着までのロードマップ」を明らかにすることを試みたい。

出場選手登録されている期間をもとに一軍定着を定義する

 NPBでは、どのくらいの選手がどの程度の期間一軍に滞在しているのだろう。まず始めに、2014~18年までの5年間のレギュラーシーズンの出場選手登録・抹消情報を元に確認をしておこう。558人の選手が3114回出場選手登録されており、その登録期間の分布は表1の通りだった。

 今回は、No.7の出場選手登録期間が3カ月以上の選手を一軍に定着している選手と定義し、話を進めていくことにする。


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