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  • 1999年4月20日 五十嵐亮太(ヤクルト)がプロ初登板を記録。(vs.中日)
  • 1980年4月20日 ソレイタ(日本ハム)が1試合最多打点(=10)を達成。 (vs.南海)
コラム COLUMN

劇的サヨナラ弾の中村がリーグトップ! 週間MVP 9/7-9/13

Baseball LAB編集部

1・2位は貴重な本塁打を放った助っ人

 12日のDeNA戦(東京ドーム)で6回にリードを広げる3ランを放つと、翌日の同カードでも2回に先制弾。先週は3試合の出場ながら、チームの期待に応えるバッティングを披露した。リーグ4連覇を目指す巨人にとって、この助っ人の存在は頼りになるはずだ。

 8日の中日戦(マツダスタジアム)で初回に先制2ラン。12日の阪神戦(甲子園)では4回の勝ち越し弾を含むチームの全打点を挙げた。先週は6試合すべてでヒットを放ち、8打点をマーク。引き分けを挟んで4連勝のチームに大きく貢献した。

 3位 畠山 和洋
 12日の中日戦(ナゴヤドーム)で4回に一時同点に追いつく適時打。33歳の誕生日を迎えた13日の同カードでは、8回に同点弾を放った。ここまでリーグトップの92打点で、2位の同僚・山田との差を4とし、自身初の打撃タイトル獲得に向け一歩前進した。

劇的サヨナラ弾の中村がリーグトップ

 1位 中村 剛也
 12日の日本ハム戦(西武プリンス)で1点を追う延長11回に、逆転サヨナラ2ランを放った。今季挙げた37本塁打、121打点はともにリーグ1位。歴代単独3位となる通算6度目の本塁打王に向け、視界は良好だ。

 2位 牧田 明久
 13日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)で初回に同点適時打を放つと、2回には追加点となる適時打。勝ち越しを許して迎えた9回には、守護神・サファテから同点適時三塁打を放った。昇格直後の12日から2試合で5安打と、ベテランの存在感を示している。

 3位 内川 聖一
 8日の日本ハム戦(旭川)では初回に先制3ラン。13日の楽天戦(コボスタ宮城)でも初回に先制となる2点適時二塁打を放った。先週は25打数10安打、両リーグ最多の10打点を記録し、4番としての役割を全うした。

週2度の先発で広島のエースが真価を発揮

 1位 前田 健太
 8日の中日戦(マツダスタジアム)では7回を4安打無失点。中4日で迎えた13日の阪神戦(甲子園)でも、7回を2安打無失点に抑えた。勝負の9月に入って3戦3勝と絶好調。広島のエースが獅子奮迅の活躍を見せた週となった。

 2位 澤村 拓一
 10日の阪神戦(甲子園)で2点リードの8回無死一三塁で登板すると、併殺で最少失点に食い止めた。続く9回も無失点に抑え、セーブを記録。やや不安定な巨人救援陣の中、この守護神の状態は依然として良好だ。

 9日の中日戦(マツダスタジアム)で、延長11、12回を無失点。12日の阪神戦(甲子園)でも延長10回からの2イニングを無失点に抑えた。先週は4試合で6イニングを投げいずれも失点を許さず、その安定感はチームに欠かせない。

オリックス投手陣が上位を独占

 1位 ディクソン
 8日の西武戦(西武プリンス)で、5四球と制球に苦しみながらも6回を無失点の好投。1点のリードを守り、救援陣にマウンドを託した。勝ち星こそつかなかったものの、先発の役割を存分に果たすピッチングを披露した。

 2位 岸田 護
 13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で7回1死満塁の状況で登板。犠飛のみの1失点にしのいでリードを守ると、続く8回も無失点。先週は4試合の登板で3ホールドを記録するなど、9月に入ってから安定した投球を見せている。

 3位 東明 大貴
 9日の西武戦(西武プリンス)で、9回無失点の好投。自身初の2ケタ勝利を、自身初の完封勝利で飾った。今季は制球力が改善し、与四球を大幅に減らすことに成功。安定感を増した2年目右腕のピッチングには今後も注目だ。