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イベントレポート EVENT REPORT

12球団合同トライアウトプレビュー

Baseball LAB編集部

今年は静岡草薙球場と読売ジャイアンツ球場で開催

 今年の12球団合同トライアウトは11月9日に静岡草薙球場(9:00開門予定)、20日に読売ジャイアンツ球場で開催予定だ。2001年から開始されたトライアウトは年を追うごとに関心が高まり、今やオフに欠かせない行事となっている。
 今回は昨年の様子と、今年の参加が予想される選手を紹介したい。

昨年の様子

シートノックの様子@静岡草薙球場

 昨年は11月10日に静岡草薙球場、22日にナゴヤ球場で行われた。そのうち、静岡草薙球場では12球団の本拠地(二軍も含む)以外で初めてとなる開催の効果もあってか、約1万人が詰めかける大盛況。あいにくの雨模様で途中からは室内練習場での実施となったものの、選手たちは関係者にアピールすべく、全力プレーを見せていた。
 
 
 

NPBへの再入団は7名

 昨年のトライアウト参加者のうち、NPBへの再入団を果たしたのは7名(うち育成契約が6名)。このうちロッテから戦力外通告を受けた工藤隆人は、落合GMの目に留まり中日へ。今季は10年目にしてプロ初アーチを記録するなど、貴重なバイプレーヤーとして活躍した。

参加が予想される“ビッグネーム”

 
 毎年“ビッグネーム”も登場するトライアウトだが、今年の参加が予想される中では藤井秀悟がその筆頭になるだろう。ヤクルト、DeNAなどで通算83勝を挙げたベテラン左腕は、すでに自身のブログや報道を通じて参加を表明。持ち味の投球術で健在ぶりをアピールできるか。

 野手では髙橋信二が抜群の実績を誇る。日本ハム時代にはベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝くなど、主力選手として活躍。近年は代打や指名打者を務めることが多く、今季はわずか10試合出場にとどまっていた。
 
 その他にもさまざまな選手の参加が見込まれ、生き残りを賭けた戦いが展開されることだろう。
 Baseball LABでは特設ページにて当日の速報を予定しているので、ぜひリアルタイムで勝負の行方を確認してほしい。