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  • 1981年4月18日 近鉄が1試合最多死球(=5)を記録。 (vs.ロッテ)
  • 1976年4月18日 阪神が1試合最多安打(=24)を達成。 (vs.大洋)
  • 2011年4月18日 田中将大(楽天)が1試合最多奪三振(=18)を記録。 (vs.ソフトバンク)
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コラム COLUMN

ドラフトレビューコラム~ソフトバンク編~

Baseball LAB編集部

高校生の逸材と琉球トルネード!数年後を見据えたソフトバンク

※ドラフト指名選手の詳細情報はこちら

 1位指名で投打に非凡な才能を持つ松本裕樹の一本釣りに成功。プロ入り後は投手での育成が濃厚だ。まずは回復途中である右肘痛の完治を優先させ、ゆくゆくはチームを背負う存在となりたい。
 2位は18U日本代表チームで主将を務めた栗原陵矢を指名。キャプテンシーだけでなく、軽快なフットワークや高い打撃センスも大きな武器だ。1年目は二軍で経験を積み、近未来の正捕手を目指すことになるだろう。
 5位では興南高(沖縄)時代に春夏連覇を果たした島袋洋奨を指名。大学進学後は制球難に苦しんだものの、持っている能力はピカイチ。琉球(りゅうきゅう)で生まれたトルネード左腕は、プロの世界で輝くことができるだろうか。

未来のエース誕生なるか?

(2014年投手層:ソフトバンクのデプスチャートより)

 3年ぶりの日本一を達成したソフトバンク。12球団トップのチーム打率もさることながら、投手陣も安定。先発陣はリーグ2位、救援陣はリーグ1位の防御率を記録した。その中心となったのは、スタンリッジサファテの助っ人コンビや、中田賢一岡島秀樹といった移籍組。さらに育成から支配下入りした飯田優也や、ルーキー・森唯斗といったフレッシュな顔が並んだ。

 大卒・社会人出身や、新加入となった投手が中心のチーム事情だけに、高卒投手が割って入るのは難しい現状だ。先発・リリーフの登板上位5人までに生え抜きの高卒投手が1人もいなかったのは、今季は12球団でソフトバンクだけだった。ドラフト1位で指名された松本もケガを抱えており、即戦力という訳にはいかなそうだが、将来のエースとして成長するまでを見届けたいところだ。

※ソフトバンクのデプスチャート(ポジション別の選手層)はこちら。ドラフトでやトレードや新外国人など、新戦力が入団した際、現状の戦力と比較するのに便利です。

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