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コラム COLUMN

ドラフトレビューコラム~巨人編~

Baseball LAB編集部

1位で高校生スラッガー、2位以下で即戦力投手!補強ポイントを絞った巨人


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 巨人は4名と少人数の指名にとどまり、補強ポイントを絞った印象だ。

 1位には高校通算73本塁打をマークした注目のスラッガー、岡本和真を指名。松井秀喜以来、生え抜きの高卒スラッガーは育ってきていないが、将来的には原監督も務めた4番・三塁を期待される存在だ。

 2位の戸根千明はサイドに近い腕の振りから最速147キロの速球を誇る左腕。4位の田中大輝も左腕で、ここ数年は即戦力右腕を獲得してきたが、左腕を重視した指名となった。

 また、松本哲や山口などを育成契約から発掘した巨人だが、今年も川相ヘッドコーチの次男、川相拓也を指名するなど、育成は4選手を指名した。

三者三様のルーキーたちがブルペンを厚くする!


(2014年投手層:巨人のデプスチャートより)


 7年連続60試合登板の山口鉄也、最速160キロの剛腕・マシソンを中心に、近年の巨人はブルペン陣が強力だった。しかし、2012年以降の救援防御率を見ると、1.80→2.57→4.01と年を追うごとに悪化。チームはリーグ3連覇を果たしたものの、不安がないといえばウソになるだろう。
 

 そこで2位の戸根と3位の高木、4位の田中は即戦力としての期待がかかる。山口らの状態によっては、1年目からフル回転の可能性もあるかもしれない。球威抜群のサウスポー・戸根、150キロ超のストレートでねじ伏せる高木に、キレと制球力で勝負する技巧派左腕・田中。三者三様なピッチャーたちの今後に注目だ。


※巨人のデプスチャート(ポジション別の選手層)はこちら。ドラフトでやトレードや新外国人など、新戦力が入団した際、現状の戦力と比較するのに便利です。

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