交流戦が苦手なDeNA。カギとなる選手は!? タイムリーdata vol.38
交流戦に弱いDeNA
さて、その交流戦ですが、DeNAは毎年のように苦しんでいます。昨季までの通算成績は12球団で唯一の勝率3割台で、2008年から13年まで6年連続で負け越し。パ・リーグのチームを相手に苦戦が続いていました。
そんな交流戦でしたが昨季は13勝11敗と、7年ぶりの勝ち越しを決めました。好調な今季も、昨季のように勝ち越して交流戦を終えたいところです。
新旧ストッパーの活躍
一方の攻撃陣は?
投手陣の健闘が見られた昨季でしたが、打撃陣は低調。得点数は12球団でワースト3位タイと苦しみました。中でも梶谷隆幸や石川雄洋といった面々が不振に終わっています。好成績だったグリエルやブランコがいない今季は、特に彼ら2人の奮起が欠かせないでしょう。
また離脱した梶谷に代わって3番に入るなど好調の井手正太郎も、昨季は少ない打数ながら交流戦で打率.273(OPS.879)と結果を残しています。リーグ3冠の筒香が負傷を抱えた影響で、これまで通りの貢献が期待しづらいだけに、勢いのある井手を起用してみるのもいいでしょう。
交流戦に弱いと書いたDeNAですが、昨季の戦いぶりに光明を見いだせそうです。球団初のクライマックスシリーズ進出はもちろん、1998年以来の悲願となる優勝を果たすためにも、この好調を維持し交流戦を切り抜けたいところでしょう。交流戦でのDeNAに注目です。