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コラム COLUMN

プロ野球選手に多い名字を調べてみた

多田 周平

気になったプロ野球選手の「名字」

 今季からNPBに入った選手で、ある理由から気になる選手がいます。それは広島に入った多田大輔捕手。全く個人的な理由で恐縮ですが、筆者と同姓の選手だからです。みなさんも自分と同じ名字、名前の選手や著名人に対して、感情移入してしまうという経験があるかもしれません。
 そこで気になって「多田」という選手が過去にいたのかを調べると、一軍でプレーしていた選手は2人。1リーグ時代から巨人で活躍した多田文久三と、1968年に広島で3試合に出場した多田勉でした。先述の多田大輔がもし今季一軍に出たら、47年ぶりにスコアボードに「多田」が表示されることになるようです。

 ここまでは筆者自身の名字を探ってみましたが、NPBで最も多い名字は何なのか調べてみることにしました。

最も多かったのは「田中」と「山本」


 一軍に1試合以上出場した選手を対象に人数を数えてみたところ、最も多かった名字は田中と山本で60人(※カウントの仕方は、登録名を基準にその名字で始まるかが対象。田中祐貴時の登録名で一軍出場がなかったユウキや、1957年に大映でプレーしたアラン山本は除外。“髙”橋、渡“邉”なども、高橋、渡辺では数えていません)でした。この2つは関西に多い名字のようで、この影響が大きいかもしれません。

 上位10位に入った名字は、順番こそ違いますが結果的に日本の多い名字トップ10がそっくりそのまま入る結果に。やはり野球界も日本の縮図といったところでしょうか。

ベストな「田中」「山本」を選抜!

 トップの田中、山本は互いに60人もいたので、ここでは「田中」「山本」の選抜メンバーを組んでみました。

 通算成績をもとにベストナインを選出。田中は外野が人材難、山本は内野が人材難ということもあり、少々おかしなメンバーとなっているかもしれません。賛否あるかと思いますが、このコラムの最後に田中、山本の一覧を載せていますので、代わりのメンバーを探してみるのも良いでしょう。

年代別のランキングも調べてみた


 次に田中、山本を軸に年代別に多い名字について見ていきたいと思います。1930年代には通算で6位、8位だった伊藤、中村が、そして40年代には通算12位の松本がトップとなったのは少々意外な結果でした。50年代には田中が15人と最も多く、続く60年代は山本がトップ。やはりこの2つの名字の選手が多いようです。
 通算人数では60年代から長らく山本がトップでしたが、田中は2000年代に19人が出場と再び勢力を強めて(?)います。

 また今季だけで、さらに田中が4人増える(田中大輝田中太一田中貴也田中英祐)可能性もあり、近年は「田中」の時代といえるかもしれません。

文字数別では・・・?

 ちなみに、これまでランキングに出てきたのはすべて2文字表記。そこで文字数別でも調べてみました。

 1文字で最も多かったのは「林」。あくまで登録されている文字で集計しているため「ハヤシ」の読み以外の「リン」「イム」も含んでいます。実質は森(モリ)が1位といっていいかもしれません。
 3文字の最多は佐々木。4文字は1例しかなく、今久留主が3人いただけ。ちなみにこの今久留主姓の3人は全員親戚関係にあるようです(なお、珍名で知られる源五郎丸は一軍出場がないため、ここでは登場しませんでした)。
 NPBでは一軍出場した4文字の名字は1種類だけ。今後新たな4文字の選手が現れるのか、はたまた従来の記録を超える5文字の選手が登場するのか。今後も「名字」に注目してはどうでしょうか。